社会

シンガポールの飲食店事情

ショップハウス

日本では本格的な春が待ち遠しい今日この頃ですね☆
シンガポールは今年は早めに乾季に突入したようで…暑いーーーー!!(_´Д`)ノ~~

さて、よくお客様の会話でシンガポールの飲食店はコロコロ変わる…というお話を伺いますのでこの機会に飲食店事情をご説明させていただきますね☆

1.先ずはご存知のようにシンガポールは家賃が非常に高く、日本の銀座と言われるオーチャードでは最低でも$20000(日本円約160万)、カーページテラスになりますと$32000(日本円約256万)、ここTanjong Pagarエリアでもメインストリートは$20000以上となります。!(◎0◎;)
食べもの屋でこれだけ家賃が高いと単価の安いどんぶりなどどれだけ売ればいいか…。
家賃が固定費の約30%を占めておりますので素人さんでも継続する難しさがお分かりになるかと思います。(;^_^A

2.更にシンガポーリアン最優先雇用政策により人件費が高騰!!
シンガポーリアンの女性ウエイトレスでさえ、$4000(日本円約32万)、これは日本のちょっとした居酒屋の料理長クラスのお給料です。Σ(・□・;)
以前シンガポーリアンでお寿司しか握れないシェフが$7000(日本円約56万)要求してきました。(@_@;)
日本人であれば煮物、焼物、寿司すべてこなせて$5000(日本円約40万)でも来てくれます。

3.しかもシンガポーリアンはアルコールを飲みませんので売り上げが上がらない原因でもあります。彡彡彡(TдT)彡彡彡ヒュルルル…

4. 大家さんが更新時に莫大な家賃値上げを要求してくる。((o(T△T)o))エグッ

以上の理由からお店が頻繁に変わるのはこのためで、シンガポールで儲かっているのは家賃がお値打ちのお店、家族経営のところがほとんどです。
ちなみに個室を作ると非常に効率が悪く売り上げが上がらないので他のお店は作りたがらないのです。(苦笑)
ご参考になれば幸いです。

そんなわけで残念ながら弊店は全く利益はありませんが、それでもこうして営業させていただきますこと応援して下さるお客様に感謝感謝でございます。m(__)m
歓送迎会のシーズンになりますが、ぜひっ今月も弊店をご利用いただけますと幸いです♪♪
おかめやがある限り、ニッポンのお父さんを応援し続けま~す!!\(^O^)/